クラウド版GRCこと「Positionly」が結構なお点前。ざっくりとした使い方

Published:2016.07.07Last updated:2016.11.16

「GRC」は「Google Rank Checker」の略称でPCにインストールして1日1回ぽちっとすれば設定した任意のURLが設定した任意のキーワードで、大手検索エンジンの検索順位何位にいるかを粛々と記録してくれるSEOer御用達のソフトウェア。
右も左もわからなかった新人時代「このPCはGRC用のやつだから電源切らないでね」とか言われていたのも今ではいい思い出です。
(大昔の記憶なので最近は進化してたりするかも。)

そんなGRC、無料で素晴らしいのですがインストール必須なのも面倒なのでいい感じの代替サービスを探していたのですが、昨今のクラウドブームでようやく求めていたものを見つけました。

Positionly

Positionly、読み方は「ポジションリー」でいいんでしょうか。なんか締まらない気がします。
「クラウド版GRC」といってしまうとそれだけでほぼ説明不要なのですが、UIが英語なのでもう少し補足します。

無料のプランはなくて、各有料版はそれぞれざっくり「ユーザー数」「登録できるWebサイト数」「登録できるキーワード数」が違います。
1番安い月19ドルのプランだとユーザーは1人、Webサイトが10件、キーワードが100件。
サイトをひとつ登録すると競合サイトなんかも一緒に登録して表示順位の推移が見られるのですが、こちらは上記の登録できるWebサイト数10件とは別で、さらに10件登録できます。
この手のサービスを個人で使う分には破格のお値段ではないでしょうか。

Basic Medium Standard Agency Platinum
Keywords(キーワード) 100 500 2000 5000 12000
Websites(Webサイト) 10 20 50 100 500
Competitors(競合サイト) 10 20 50 100 500
Backlinks(被リンク) 2500 10000 20000 50000 150000
Users(ログインユーザー) 1 5 10 20 100
Features(追加機能) API API/Whitelabel API/Whitelabel
Price(値段) $19/month $49/month $99/month $199/month $499/month

https://positionly.com/plans

試用期間14日無料。

使い方

機能がシンプルでUIもわかりやすいので英語が苦手でも比較的スムーズに導入できました。
サイトを登録→そのサイトで使うキーワードを登録→そのキーワードから自動で競合候補サイトを出してくれるので選択 or 競合サイトのURLを手動で登録→終わり。
あとは放っておけば毎日夕方頃にせっせとその日の順位を記録していってくれます。

Webサイト関連機能

本当にシンプルなので勘だけで十分触れると思うのですが念のため。

Positionlyのスクリーンショット

Overview

概要。このページで競合含むサイト毎の「登録したすべてのキーワードでの検索順位を平均した推移(折れ線グラフ)」が見られます。
平均なのが惜しい……各キーワードごとにグラフ欲しい……。

あとアナリティクスと同期させてアクセス数を棒グラフとして表示したりもできます。

2016.11.16 追加
いつの間にか各キーワードごとの過去のランキング推移、折れ線グラフどちらも見られるようになってました。素晴らしい。

Keywords

キーワード。競合含むサイト毎の、登録したキーワードのその日の検索順位と前日比。

Groups

キーワードをグループごとにまとめることができて、そのグループごとの検索順位平均と前日比。

Links

その日の被リンク状態。「その日追加された」ではなく「その日存在した被リンクすべて」(多分)。
過去半年の推移を折れ線グラフで見られて、被リンク元の「Follow Type(nofollowとか)」「Link TypeDate(画像リンクかテキストか)」などが見られます。
安心と信頼のprovided by MAJESTIC。

Notes

登録キーワードや競合サイトを新たに登録すると履歴っぽく残るのと、一言メモっぽいものを日時付きで登録できる。
アナリティクスのメモで事足りてるのであまり使っていない。

To-dos

ToDoリストっぽいものなのかなと思いつつ使ったことはない。

レポート機能

機能面で若干がっかりなのが、登録したキーワード個別の推移が「前日比」以外見られないこと(全キーワードの平均値ならグラフ上で見られる)。
そこでレポート機能なのですが、こちらは極めて柔軟かつ優秀で、メールにてpdfとcsvを送ってくれます。
送信のタイミングも毎日でも毎週でも毎月でも細かに設定できて、登録したWebサイトだけでなく競合サイトの分も送ってくれて、レポートの書式も3種類のテンプレート(シンプル・詳細・被リンク)から選択できます。

リサーチ機能

やれh1タグにキーワードが入っていないだのdiscriptionが長いだのを教えてくれます。
あんまり使ってない。

スマートフォンアプリも

機能はかなり制限されていますが、iPhoneアプリとAndroidアプリもあります。
サイトとキーワードごとのその日の検索順位と前日比が見られるだけ。

Positionlyまとめ

正直機能面ではやや不満もありますが、いかんせんデザインが格好良いです。ロゴも格好良い。
ついでに「Positionly」で検索したときにGoogleさんがこれみよがしに出してくるベルリンのスタートアップらしい彼らのオフィスも格好良い。

Positionlyのオフィス?

2012年5月17日にすでに「あなたのお店/会社が今検索結果の何位にあるか–Positionlyはそれを調べて報告する」って記事がかのTechCrunchで紹介されてるのですが、周りに使ってる人が全然いないどころか知ってる人さえ見つけられなかったので紹介してみました。

ではでは。

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